研究プロジェクト
龍谷大学・食農研・研究プロジェクト・4
研究課題 2016-2017
イネ根皮層細胞に効率よく侵入するクサネム根粒菌の探索
Screening of Bradyrhizobium sp. That nodulates Aeschynomene indica and also invades cortical cells of rice roots
研究代表
畑 信吾 (はた しんご)
農学部 資源生物科学科 教授 植物微生物相互作用
イネに共生窒素固定根粒を着生させ、窒素肥料が不要で環境と調和した栽培体系を構築することを、長期的な目標としています。
その第一段階として、イネと相性がよいクサネム根粒菌を複数系統単離し、イネ皮層細胞への侵入効率が高い系統を抜粋します。また、イネ細胞内へ侵入した根粒菌が植物細胞膜に由来する膜に包まれているか否かを明らかにします。本研究が端緒となってイネ科主要穀類に窒素固定根粒を着生させる道が拓かれれば、世界の経済や環境に及ぼす好影響は計り知れないと思われます。
Activity Reports
- 2017.7.12 食農研研究成果報告会2017でポスター発表