研究プロジェクト
龍谷大学・食農研・研究プロジェクト・183000
研究課題 2018-2019
水田転換畑の早期栽培エダマメにおける莢数制御の生態生理学的解析
Ecophysiological analysis of pod number regulation in early planting green soybean grown in paddy-coverted upland field
研究代表
大門 弘幸 (ダイモン ヒロユキ)
農学部 資源生物科学科 教授 作物生産科学
水田農業高度化の一方策として,湿害回避が比較的容易で高品質化による高い販売単価の設定が可能な2 月播種による「早期栽培エダマメ」の安定生産技術の開発と,その基盤となる着莢数制御の生態生理学的知見を得ることを目的に立案した.食の安全・安心の視点から国内産農産物の需要が高まる中で,「早期エダマメ」は病虫害や発生雑草が少なく,食品残渣堆肥などの窒素源を利用することで有機農産物としての付加価値を付与した生産の可能性がある点に着目し,技術の学術基盤を構築する.