研究プロジェクト

龍谷大学・食農研・研究プロジェクト・19102004

研究課題 2019-2020

WABARAの科学:和バラの生育とUFB水の利用、その香りが持つ力

研究代表

山﨑 正幸 (ヤマサキ マサユキ)   MORE 

農学部 食品栄養学科 教授 生化学

共同研究者

塩尻 かおり   農学部・准教授 化学生態学

守山市を拠点に和バラに関して世界的な事業展開を行うRose Farm KEIJI。その活動で我々が興味を持ったのが、ウルトラファインバブル(UFB)化した湖水の利用が和バラの生長に与える影響、天敵農法における害虫の発生と消長、和バラの香りが我々の気分に変化を与える科学。すでに、UFB 水は土壌の細菌叢を変化させ、植物個体の花・葉っぱの数を増やすという興味深い知見を得た。
さらに一連のWABARA 生長サイクルを考える上で測定すべきは、無機イオン蓄積とその流れ。実際、和バラの品種によって水の吸い上げと生長に個性があると彼らは語る。UFB の科学、和バラの科学、自律神経の科学、三つ巴のサイエンスを展開し、その出口の一つとして和バラに良い土を考える。

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