岡田研究PJセミナー「シグナル伝達研究をストレス耐性作物の作出につなげることはできるのか?」

岡田研究プロジェクトによるセミナーを開催します。


講演タイトル:
「シグナル伝達研究をストレス耐性作物の作出につなげることはできるのか?」
講演者:
藤田泰成 主任研究員
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター

開催日時:
2017年2月2日(火) 15:30-16:45
開催場所:
農学部9号館2階大会議室

 

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次世代シークエンサーの技術革新は、植物分子生物学研究にあらたな時間軸の奥行きを与え、興味深い知見が次々明らかになっている。進化的な観点に留意しながら、ストレスのシグナル伝達のなぞ解きに挑む一方、発展途上国の干ばつ圃場をめぐる日々を送っている一研究者の立場から、基礎研究を社会に還元する取り組みの現状と問題点を考察し、今後の研究方向性を展望する。

岡田研究PJセミナー「イネの炭素代謝と窒素代謝の相互作用」

岡田研究プロジェクトによるセミナーを開催します。


講演タイトル:
「イネの炭素代謝と窒素代謝の相互作用
―遺伝子組換えによるイネの代謝改変の取り組みから学んだこと―」
講演者:
宮尾(徳富)光惠 教授
東北大学大学院農学研究科 植物細胞生物化学分野

開催日時:
2017年2月2日(火) 14:00-15:15
開催場所:
農学部9号館2階大会議室

 

H29.2.2 宮尾ホスター

 

これまでに、イネの光合成能と生産性向上を目指し、さまざまな取り組みを行ってきた。その過程で、炭素代謝と窒素代謝は相互に作用を及ぼしあうトレードオフの関係にあることがわかってきた。炭素代謝と窒素代謝の相互座用に関するこれまでの経験を紹介するとともに、トレードオフの人為的回避を目指す最近の取り組みを紹介する。

新春技術講演会を共催

龍谷大学科学技術共同センターおよび龍谷エクステンションセンター(REC)の主催で毎年年初に行われている「新春技術講演会」(2017年1月11日びわ湖大津プリンスホテルにて開催)に、食と農の総合研究所が共催し、講演会でプロジェクト研究代表者1名、ポスターセッションで4プロジェクトの研究発表を行いました。

 
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  • 講演「遺伝子発現から植物の内部状態を知る」
    永野 惇 (農学部植物生命科学科 講師)
  • ポスター1「有機酸ストレス耐性酵母の探索・育種とバイオプロセスへの応用」
    島 純 (植物生命科学科 教授)
    吉山 洋子 (植物生命科学科 実験実習助手)
  • ポスター2「上方配位子を考慮したビタミンB12同族体の定量」
    土居 幸雄 (食品栄養学科 教授)
    岩川 裕美 (食品栄養学科 准教授)
    桂 博美 (京都女子大学家政学部食物栄養学科 准教授)
  • ポスター3「多検体かつ安価な改良版RAD-seq法の開発とサマリー作成方法の提供」
    永野 惇 (植物生命科学科 講師)
    手塚 あゆみ (食と農の総合研究所 嘱託研究員)
  • ポスター4「パンコムギの諸形質に及ぼす細胞質効果と核細胞質相互作用の多様性」
    中村 千春 (植物生命科学科 教授)
    竹中 祥太朗 (植物生命科学科 実験実習助手)
    山本 涼平 (植物生命科学科 実験実習助手)
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    新春技術講演会について詳細はこちら

    国際生物科学・医療工学会議2016で招待講演

    農学部中村千春教授が研究代表を務める研究プロジェクト「パンコムギ胚乳貯蔵タンパク質組成に与える近縁野生種の細胞質効果」において、研究の相乗効果が期待できる関連課題として位置付ける、水田転換畑でのコムギ栽培で重要な冠水ストレス耐性については、農学部竹中助手と共同で研究を継続しています。この研究課題について、マレーシア工科大学(ジョホール・バル)で2016年11月10-12日に開催された「国際生物科学・医療工学会議2016」において、中村教授が招待講演「Prospects for Utilization of Cytoplasmic Diversity and Nucleus-Cytoplasm Interaction in Agriculture – A Case Study of Submergence Stress Responses in Wheat -」を行いました。
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    世界最高峰の出汁カップ1杯100円で買いますか?

    京都の老舗料亭料理人3名による出汁体験を、瀬田キャンパス生協前広場で実施しました。

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    3種それぞれ違った味わいが興味深く、こんぶの産地や鰹節の削り具合、材料の料や温度などの条件で繊細に変化するうまみを存分に楽しむことが出来ます。
    当研究所付属食の嗜好研究センター長である伏木教授の提案で、「そのカップ一杯の出汁100円で買う?買わない?」の2つのゴミ箱を用意し、使用した紙カップをそこに捨てる形でアンケートをとってみました。
    今回参加した京都の老舗料亭料理人さんは、本センターの日本料理研究班客員研究員として本学セミナーハウスともいき荘等で研究活動に参加しています。

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    日本料理アカデミー・日本料理ラボラトリー研究会と包括連携協定を締結

    食と農の総合研究所付属「食の嗜好研究センター」は、日本料理の発展を図るため、教育研究及び文化技術等の普及活動に取り組む団体である「NPO法人日本料理アカデミー」、およびその関連組織である「日本料理ラボラトリー研究会」と研究活動を推進しています。

    このたび龍谷大学はこの2つの組織と、日本料理の伝統的な技術に関する研究をさらに推進すること等を目的とした包括連携協定を締結しました。

    詳細はこちら

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    第43回植物バイテクシンポジウム「日本のコメを再発見する」

    プロジェクト「農作物の新品種開発に向けた作物化過程解析研究ネットワークの構築」の一環として、京都植物バイテク談話会とのコラボレーション企画、「第43回植物バイテクシンポジウム『日本のコメを再発見する』〜栽培化から究極のコメの育成まで〜」を以下のとおり開催します。PowerPoint プレゼンテーション

    開催日時:2016年9月13日(火)13:30~17:40

    会  場:龍谷大学瀬田学舎 9号館 2階 大会議室

    テ ー マ: 日本のコメを再発見する ~栽培化から究極のコメの育成まで~

    NATUREに食の嗜好研究センターの紹介記事

    本研究所付属研究センター「食の嗜好研究センター」の活動が、イギリスの学術雑誌「NATURE(Vol.534 /2016.0609)」に掲載(ADVERTISEMENT FEATURE)されました
    ”Exploring the boundaries of taste”というタイトルで、本学食の嗜好研究センター長の伏木教授の研究内容や、味覚の国境線を探る同センターの取り組みが紹介されている記事です。
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    当センターの最も重要なテーマのひとつが味の主観的な評価を定量化する方法の開発であることを紹介し、科学者と京都の老舗料亭の著名な料理人たちのグループが、伝統的な和食を革新する機会を見いだすために行っている実験等についてわかりやすく述べられています。