中村プロジェクト(コムギの冠水ストレス応答)の研究成果が国際学術誌掲載へ

植物生命科学科の竹中祥太朗助手、山本涼平助手と中村千春特任教授の研究グループは、特定の核ゲノムと種々の細胞質ゲノムを組み合わせた核細胞質雑種系統を用いて、環境ストレスのひとつとして注目を集める冠水ストレスがパンコムギの種子発芽と幼苗生育に与える影響を調査し、この重要な環境適応形質に見られる核ゲノムと細胞質ゲノムの遺伝的多様性を明らかにしました。さらに耐性系統と感受性系統の比較から、冠水ストレスによる生育阻害が活性酸素除去機構の主要酵素であるスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)の顕著な活性上昇を伴うことを見出し、冠水ストレスに晒されたパンコムギの幼苗は強い酸化ストレスの影響下にある可能性を示唆しました。これは、近縁野生種の細胞質ゲノムがパンコムギの冠水ストレス応答に与える影響を初めて実証した研究成果です。
NakamuraC_top

 

本研究の成果は、10月23日付(日本時間)で受理され、11月2日に国際学術誌「Scientific Reports」(オンライン)に掲載されました。
 

研究概要はこちら

 
 

掲載誌:Scientific Reports(online)
www.nature.com/articles/s41598-018-34682-3

 

食と農の総合研究所 中村千春代表研究プロジェクト
「コムギの冠水ストレス応答に及ぼす異種細胞質の効果と核細胞質相互作用に関する解析」

食と農の総合研究所成果報告書第1号を発行

本研究所の事業のひとつである「農学及びその関連領域に関する研究・調査」は、本学教員が研究代表者となって学内公募・審査・採択を行う研究プロジェクトを中心に推進しています。2016年度から始まりましたこの研究プロジェクトのうち13プロジェクトが2年間の研究活動を終了しましたので、その成果を中心に、このたび本研究所初となる成果報告書(年報)を作成いたしました。
成果報告書掲載の13プロジェクトは「過年度研究プロジェクト」のページをご覧くださいませ。
食と農の総合研究所成果報告書第1号ご入用の方は、限られた部数となりますが、本研究所事務局までお問い合わせくださいませ。

研究プロジェクトの報告書を公開しました

食と農にかかわる複合的・学術的かつ地域社会との連携をも視野に入れた研究を推進し、これらの分野における学術の向上に寄与するとともに研究成果の社会還元を図ることを目的として、募集・審査・採択を経て研究プロジェクトによる調査・研究を行っています。
このたび初年度2016年度開始プロジェクトが2年間の研究期間を終え、成果報告書を作成しました。
また2017年度開始プロジェクトは経過報告書を作成し、それぞれ公開しました。

2016年度プロジェクト成果報告書はこちら
2017年度プロジェクト経過報告書はこちら

これらの報告書を中心に本研究所の活動報告をとりまとめた年報を冊子としてまもなく発行します。

2019年度プロジェクト公募中

2019年度研究プロジェクトの募集【9/28〆切】

以下のとおり2019年度開始の研究プロジェクトを募集しますので、内容をご確認の上、奮ってご応募ください。
【申請期限:2018年9月28日(金)17:00(厳守)】

  • 2019年度研究プロジェクト募集要項  PDF 
  • 各研究所における研究分野について(募集通知)  PDF 
  • 研究プロジェクト不採択者に対する加点制度について  PDF 
  • 申請書  WORD   PDF 
  • 岡田プロジェクトセミナー開催(2018.2.5)

    龍谷大学食と農の総合研究所岡田代表研究プロジェクト「農作物の新品種開発に向けた作物化過程解析研究ネットワークの構築 」セミナーを開催します。
    多くの方の参加をお待ちしております。

     

    開催日時: 2018年2月5日(月) 13:00~18:00
    開催場所: 龍谷大学瀬田学舎9号館2階大会議室

     
    20180205posterW
     

    PROGEAM

     

    「干ばつなどの不良環境に強い作物の開発に関する国際共同研究」
    中島一雄 氏
    (国際農林水産業研究センター プログラムディレクター)

     

    「植物ホルモン輸送の理解に向けて」
    瀬尾光範 氏
    (理化学研究所 環境資源科学研究センター ユニットリーダー)

     

    「フロリゲンの分子機能解明と植物改良への展開」
    辻 寛之 氏
    (横浜市立大学 木原生物学研究所 准教授)

    新春技術講演会を共催しました(2018.1.17)

    第29回龍谷大学新春技術講演会
    ~伝統を極め、新たな未来へ~
    開催日時:2018年1月17日水曜日13:30~
    開催場所:びわ湖大津プリンスホテル・コンベンションホール

    shinshunPosterW

    龍谷大学毎年恒例新春技術講演会(龍谷大学科学技術共同センターおよび龍谷エクステンションセンター(REC)主催)が今年開催第29回をむかえ、昨年に引き続き食と農の総合研究所が共催し、本研究所研究プロジェクトより、講演会でプロジェクト研究代表者1名、ポスターセッションで3プロジェクトが、以下の研究発表を行いました。

     
    IMG_1127

    IMG_1206

    IMG_1097
     

  • 講演「蕎麦製麺加工の伝統的技法の物性論的解析」
    朝見 祐也(農学部食品栄養学科 准教授)
  • ポスター1「味覚改変作用機構の解明:ミラクルフルーツの甘味提供機構をモデルとして」
    植野 洋志 (植物生命科学科 教授)
    石 薇 (植物生命科学科 実験実習助手)
    山崎 英恵(農学部食品栄養学科 准教授)
    谷澤 克行(大阪大学 名誉教授)
  • ポスター2「フナ寿司等の発酵食品から分離した乳酸菌の多様性と機能性」
    島 純 (植物生命科学科 教授)
    吉山 洋子 (植物生命科学科 実験実習助手)
  • ポスター3「冠水ストレスに応答したパンコムギのゲノムワイド発現プロファイリング」
    中村 千春 (植物生命科学科 教授)
    竹中 祥太朗 (植物生命科学科 実験実習助手)
    山本 涼平 (植物生命科学科 実験実習助手)
    古本 強 (植物生命科学科 教授)
  •  
    新春技術講演会について詳細はこちら
     
    ※ニュースパネル画像提供:龍谷大学理工学部准教授 山岸義和(本講演会演者)

    佐藤さきがけ研究員が井上研究奨励賞受賞

    JSTさきがけ研究員として本学食と農の総合研究所で研究活動を行う佐藤安弘氏が、このたび井上科学振興財団より井上研究奨励賞を授与されることになりました。
    2018年2月2日にKKRホテル東京において贈呈式が行われます。
    佐藤安弘のresearchmapはこちら

     
    SatouPrize
     

    博士論文題目:
    ハクサンハタザオ(アブラナ科)のトライコームによる被食防御における連合効果(京都大学)
    受賞コメント:
    この度は大変素晴らしい賞を頂き、誠にありがとうございます。受入研究者である龍谷大学農学部の永野惇先生に、この場を借りて感謝の意を表します。受賞のきっかけとなったのは、アブラナ科の野生植物ハクサンハタザオに対する虫害の研究です。アブラナ科の植物を食害する昆虫は、農業害虫としても知られています。今後は、植物が害虫に食べられにくくなる仕組みを解き明かすことで、作物への応用にもつながればと考えています。

    12月9日(土) 柿渋・カキタンニン研究会「市民講演会及び柿渋大展示会」を開催しました。

    12月9日(土)、本学瀬田学舎にて柿渋・カキタンニン研究会による「市民講演会及び柿渋大展示会 『日本の伝統文化と社会を支えてきた柿渋 ―その新たなる展開―』」を開催しました。(食と農の総合研究所 共催)

    当日は、柿・柿渋の専門家3名による講演に加え、参加者との討論会や柿渋を使った様々な製品や商品、アート作品等の展示会もおこなわれました。関係企業や市民等、約80名にご参加いただき、参加者からは柿の育種や柿渋を使用した技術の今後の展開等について、積極的に質問がなされ、会場は大いに盛り上がりました。
    その後の懇親会にも多くの方にご参加いただき、終始和やかな雰囲気の中、盛会のうちに終了しました。

    【講演内容】
    第1話 龍谷大学農学部資源生物科学科 教授 米森 敬三
       「柿渋と甘柿の違い-甘柿はなぜ渋くないのか-」

    第2話 奈良県農業研究開発センター 濱崎 貞弘
       「温故知新の多機能天然資材:柿渋の歴史と未来」

    第3話 柿渋・カキタンニン研究会 会長 松尾 友明
       「柿渋の科学と実用的利用への道」

    【展示会の様子】
    展示会の様子

    日本ウマ科学会学術集会で最優秀発表賞を受賞

    本研究所永野研究プロジェクト「RAD-seqを用いた、遺伝的浸透のある種の持続的な遺伝的復帰方法の確立」の共同研究者である手塚あゆみ(食と農の総合研究所博士研究員)が、日本ウマ科学会第30回学術集会(2017年11月27-28日、東京都墨田区国際ファッションセンターにて開催)で口頭発表を行い、最優秀発表賞を受賞しました。

    「RAD-seqによるゲノムワイドSNPを利用した対州馬の遺伝的多様性と遺伝浸透状態の評価」と題し、当研究プロジェクトで継続的に進めている、個体数が減少している日本在来馬のひとつ対州馬保全のための遺伝的多様性と遺伝浸透の状態調査研究について講演しました。

    龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム
    -日本料理のテロワール-

    本研究所食の嗜好研究センターの研究成果発信の目的で2015年度から毎年開催しているシンポジウムの開催が今年も決定しました。
    今回のテーマは、「日本料理のテロワール」です。日本料理の中心的位置にあった京都の料理が様々な地方の産物や料理を取り入れて発展してきた歴史的背景に鑑み、新しい日本料理の革新のために、再び地域の産物や料理を探索することを試みました。
    応募者多数の場合は抽選とはなりますが、日本料理に関する研究の最前線に興味・関心のある方は是非お申し込みください。

    1.名  称  龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム
            -日本料理のテロワール-(チラシ
    2.日  時  2018年2月17日(土)10時30分~13時15分
            (10時00分受付開始)
    3.会  場  ANAクラウンプラザホテル京都
    (京都市中京区堀川通二条城前)
            2階平安の間
    4.主  催  龍谷大学(食と農の総合研究所付属「食の嗜好研究センター」)
            NPO法人日本料理アカデミー 日本料理ラボラトリー研究会

    KyotoSympo17Panel

    詳細・お申込みはこちら

    柿渋・カキタンニン研究会 市民講演会(2017.12.9)開催案内

    龍谷大学食と農の総合研究所は、下記の通り柿渋・カキタンニン研究会と協力して市民講演会と柿渋大展示会を開催いたします。

     

     

     

     
    本研究所教授米森敬三を含めた3名の専門家により渋柿の渋み成分の不思議と魅力について分かり易く話題提供していただきます。詳細はこちら
     

    どなたでも自由にご参加いただけますが、資料準備のため事前申し込みのご協力をお願いいたします。
     
    当日は、合わせて柿渋を使った種々の製品や商品、アート作品の展示も行います。興味・ご関心ある方はぜひご参加ください。
     
    20171209posterKAKI

    NGSワークショップ2017 (11/12SUN)を開催

    植物生命科学科永野講師のCREST「野外環境と超並列高度制御環境の統合モデリングによる頑健性限界の解明と応用」との共催で、NGSワークショップを開催します。

    日時: 2017年11月12日(日) 13:00~18:30
    場所: 龍谷大学瀬田学舎1号館107講義室
    ※18:30より交流会開催予定

    10月25日締め切りで参加申し込み登録受付中。
    開催詳細・参加申込はこちら↓
    https://sites.google.com/site/radseqincer/ngs-workshop2017

    食のシンポジウムがついに東京進出(2017.9.21開催)

    2017年9月21日(木)国際文化会館(東京都港区六本木)にて、「龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム -日本料理の不易流行-」を開催しました。
    食の嗜好性(おいしさ)や日本料理の伝統的技術に関する研究成果を社会へ還元することを目的に2015年度から毎年活動拠点である京都でシンポジウムを開催してきておりましたが、このたびNPO法人日本料理アカデミーをはじめとする関係機関にご協力いただき、広く活動を知っていただくために初めて東京での開催が実現しました。

    大学のニュースページ(詳細記事)はこちら
    主催の食の嗜好研究センターのページはこちら

    505

    455

    503

    434

    431

    346

    241

    171

    151

    103

    009

    2018年度研究プロジェクトの募集【9/29〆切】

    以下のとおり2018年度開始の研究プロジェクトを募集しますので、内容をご確認の上、奮ってご応募ください。
    【申請期限:2017年9月29日(金)17:00(厳守)】

  • 2018年度研究プロジェクト募集要項  PDF 
  • 科研費H29年度「系・分野・分科・細目表」  PDF 
  • 研究プロジェクト不採択者に対する加点制度について  PDF 
  • 申請書  WORD 
  • 食と農の総合研究所「研究成果報告会」を開催しました

    7月8日(土)、本学瀬田学舎にて食と農の総合研究所「研究成果報告会」を開催しました。報告会では、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社研究部 上席研究員の田中 良和 様をお招きし、「バイオテクノロジーを用いた新しい花の開発と事業化」をテーマに「青いバラ」の開発の経緯や成功までの道のりについて、ご講演いただきました。
    次いで、2016年度から開始した研究プロジェクトの研究成果について、口頭発表(大門プロジェクト及び永野プロジェクト)とポスター発表により報告されました。
    当日は、約200名(一般参加者・学生含む)が参加し、盛会のうちに報告会を終了しました。

    ③-1田中氏講演全体 IMG_0722
    ①所長挨拶 IMG_0677

    基調講演
    「バイオテクノロジーを用いた新しい花の開発と事業化」
    田中 良和 上席研究員
    (サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社)
    ③-2田中氏講演 IMG_0727

    口頭発表1:大門プロジェクト
    「水田転換畑における地域特産作物の生産基盤としての耐湿性の理解と湿害対策」
    大門 弘幸 (農学部資源生物科学科)
    ④大門先生口頭発表 IMG_0733
    近畿地域の水田転換畑では,転作作物として大納言系アズキが生産されており,その慣行播種期は7月中下旬である.しかし,収量の年次変動が大きく,その要因として梅雨の長期化や多雨の場合の圃場管理の困難性や出芽や初期生育の不揃いがあげられる.そこで,慣行より1ヶ月早く播種し,蔓化に伴う過剰な茎葉部を開花期前に切除する剪葉処理を試み,生育反応と収量性に及ぼす影響を明らかにし,生産現場への導入の可能性を論じた.記事アイコンred
    口頭発表2:永野プロジェクト
    「RAD-seqを用いた、遺伝的浸透のある種の持続可能な遺伝的復帰方法の確立」
    手塚あゆみ (食と農の総合研究所)
    ⑤手塚さん口頭発表 IMG_0756
    本研究では、日本在来家畜の対州馬を研究対象とし、絶滅が危惧される在来家畜保全にRAD-seq法が果たしうる役割の実証を進めている。対州馬を例に、他の在来家畜・非モデル生物でもすぐに利用できるRAD-seq法によりゲノムワイドなSNP検出を行い、遺伝的多様性の維持と外来品種の遺伝子浸透からの復帰方法の確立を目指す。対州馬38個体、他の在来馬18個体を用いてRAD-seqを行ったところ、対州馬の遺伝子浸透は極めて限定的であること、他の在来馬に比べヘテロ接合度が低くなっており、遺伝的多様性の保持が急務であることが示唆された。また副次的に、得られたSNP情報から対州馬の特徴と一致する、選択の痕跡がみられる遺伝子が検出された。記事アイコンred

    ポスター発表1
    「滋賀県域の発酵産業の振興を指向した発酵微生物の探索及び評価」
    島 純(農学部植物生命科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表2
    「イネ根皮層細胞に効率よく侵入するクサネム根粒菌の探索」
    畑 信吾(農学部資源生物科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表3
    「農作物の新品種開発に向けた作物化過程解析研究ネットワークの構築」
    岡田 清孝(農学部植物生命科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表4
    「サツマイモネコブセンチュウ系統の分類と寄主適合性との関連解析」
    浅水 恵理香(農学部植物生命科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表5
    「穀物温度応答の人為制御による食料増産の試み」
    古本 強(農学部植物生命科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表6
    「蕎麦製麺加工の伝統的技法の物性論的解析」
    朝見 祐也(農学部食品栄養学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表7
    「パンコムギ胚乳貯蔵タンパク質組成に与える近縁野生種の細胞質効果」
    中村 千春(農学部植物生命科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表8
    「上方配位子を考慮したビタミンB12同族体の定量」
    土居 幸雄(農学部食品栄養学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表9
    「味覚改変作用機構の解明:ミラクルフルーツの甘味提供機構をモデルとして」
    植野 洋志(農学部資源生物科学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表10
    「高齢者の栄養ケア対策とストレス因子との関連性について ―癒やしの食事からのアプローチ―」
    宮崎 由子(農学部食品栄養学科)
    記事アイコンred
    ポスター発表11
    「新規乾燥耐性機構の研究」
    玉井 鉄宗 (農学部資源生物科学科)
    記事アイコンred

    ⑥ポスター発表の様子 IMG_0761⑥ポスター発表の様子 IMG_0762

    7/8.SAT研究成果報告会を開催

    13の研究プロジェクトが始動して1年が経過しました。
    つきましてはこれまでの研究成果を報告するセミナーを以下の通り開催して、食と農の総合研究所での活動をご紹介したいと思いますので、ぜひ多くの方の参加をお待ちしております。
    事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

    ▶開催日時: 2017年 7月 8日 (土) 13:00~16:00
    ▶開催場所: 龍谷大学 瀬田学舎8号館 101/102/103号室
    ▶基調講演: 田中 良和 上席研究員
          サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
          「バイオテクノロジーを用いた新しい花の開発と事業化」

    瀬田学舎へのアクセスはこちら
    瀬田学舎キャンパスマップはこちら
    ※当日は瀬田駅からのバスを増便しておりますので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

    ポスターはこちら↓(790KB)

    posterJUL2017w

    大門PJセミナー「CSIROの紹介と油料作物の遺伝的改良」

    大門研究プロジェクトによるセミナーを開催します。


    講演タイトル:
    「CSIROの紹介と油料作物の遺伝的改良」
    講演者:
    Dr. Yoko KENNEDY
    オーストラリア連邦科学産業研究機構

    開催日時:
    2017年5月10日(水) 12:40-13:30
    開催場所:
    農学部9号館3階 資源生物科学会議室

     
    daimonCSIRO

     

    マックスプランク研究所訪問

    岡田清孝教授(前 基礎生物学研究所所長)代表の「食と農の総合研究」の一環で、2017年3月にドイツのマックスプランク研究所を訪問し、植物育種センターにあ る教育システムを見学してきました。

    IMG_2420

    IMG_2424

    IMG_2436

    IMG_2443

    今の圃場にはアブラナがいっぱいで、もうすぐ花が咲くとのこと。ミツバチ展示も素敵でした。一般人向けの教育システムには、トウモロコシに変異を 与える仕組みを体験できるブースや、キッチンにある材料での最新研究(キッチンサイエンス)、コムギの改良の歴史、など植物生命科学科や資源生物 科学科でもすぐに採用できそうなネタが満載でした。

    ほか、最新の温室システムも見学し、ドイツ1と言われる設備に驚きの連続でした。

    すでに岡田先生がコネクションをつけてくださったからでしょう。HeinzSaedler博士直々に案内くださり、充実した時間を過ごせました。龍谷大学版を構築してゆきたいと思います。

    IMG_2454

    IMG_2478

    IMG_2488

    岡田プロジェクト共同研究者
    古本 強 (農学部植物生命学科)

    「龍谷大学シンポジウム-日本料理の新しい味を探る-」を開催しました

    2017年2月18日(土)、ANAクラウンプラザホテル京都にて、本学・NPO法人日本料理アカデミー・日本料理ラボラトリー研究会主催で「龍谷大学シンポジウム-日本料理の新しい味を探る-」を開催しました。
    当日は、招待者や一般参加者など約380名にご参加いただきました。
    シンポジウムでは、「食と農の総合研究所」の付属研究センター「食の嗜好研究センター」の研究成果を発表すべく、第1部では、「日本料理の新しい味を探る」をテーマに研究者と料理人によるディスカッションがおこなわれ、第2部では、料理人から自ら開発したラーメンのスープが紹介されました。
    最後には、参加者を対象にそれらのラーメンの試食会がおこなわれ、日本料理の枠を超えたスープを体験いただきました。